2020/11/25現在の状況

 協力して調査して頂いている皆さんからのフィードバック、管理人の試験などの情報を総合して、現在の所、なるべく安い料金でFMあばしり(含むサイマルラジオ)を聴く方法をまとめました。

■ロケットモバイル(神プラン[298円]・S[398円]も含む)→サイマルラジオはオホーツク圏では聴くことすらできません。
 2020年1月は、再生ソフトウェア側のバッファ(データを溜めておく部分)を大きくしてなんとか聴くことができていましたが、2月に入り、サイマルラジオすらぶつ切り状態になっています。サイマルラジオ放送を聴く目的で契約しても、ほとんど使えない状態となります。(2020/02~2020/11までの試験による)

■イオンモバイル(ドコモ回線タイプ2、データ1G契約480円)→高速時/低速時ともサイマルラジオ放送の聴取可。
 低速切り替え時でも、サイマル放送はほぼ途切れること無く聴取できます。ただし、裏側で別のアプリ等の通信が行われた時は、一時的に音声が途切れたりすることがあります。高速時は大丈夫。
 間違えて、タイプ1で契約すると、低速時でも通信料制限があるため、毎日サイマルラジオを聴いている方には向きません。

■楽天unlimit(パートナー回線低速モード/1年間無料キャンペーン中)→サイマルラジオの聴取不可
 オホーツク圏では、ほぼメイン回線として使える状態では無く、今後しばらく経っても、やはりメイン回線では使えないと予想できてしまう楽天unlimit。楽天の通信エリア以外は、パートナーエリアと言って、高速は通信量5Gまで、それを超えると速度が低速1Mでの通信ができるとなっています。高速モードの時は、相当な早さで通信できるため、サイマルラジオごときで止まることはありません。が、通信量5Gを超過してしまうと速度が1Mに制限されるとなっていますが、実際は1M以下で、サイマル放送のデータすら流れてこないほどの制限がかけられています。良く使うエリアが楽天unlimitの基地局付近であれば、ある程度の光回線のかわりとして使えるかもしれませんが、パートナーエリアではほぼ役に立たない速度しか出ない回線という事になります。
1年間無料で、解約期間の縛り等もないので、とりあえず契約して、1年間無料が終わったら解約するという使い方がオホーツク圏では正しいのかもしれません。
 また、パートナーエリアで、低速1Mの制限がかかった場合、楽天umlimitの通話も非常に不安定となって、まともに電話としても使えません。1M以下まで帯域を絞りすぎているため、肝心の通話もできなくなっているのかもしれません(楽天の音声通話は、パケット通信に音声をませているため、あまり遅いとまともに通話ができない)。コチラは、管理人も実際に試験しています。


現在の所、オホーツク圏では5Gなんてまともに整備されるのかは疑問です。5Gは電波が遠くまで飛ばないので、今までよりも細かく基地局を設置しなければならないからです。
【札幌圏の住民>その他地域の住民】という構図の人口密集具合の北海道。果たして、現状のエリアと同等に基地局を整備してくれるのでしょうか・・・。