VolumioでFMあばしりを聴こう

 Volumioとは、RaspberryPiを利用したネットワークオーディオプレイヤーです。安価で、小型で、DACを取り付けるとハイレゾの再生にも対応でき、USBメディアやNASのデータ上の音楽ファイルを再生したり、プレイリストを作って管理したり、検索したりすることができるシステムです。簡易的な放送の楽曲送出システムにも使われている事があります。
PCだけでなく、スマホからも操作ができるインターフェース、単体でWifiアクセスポイントとなり操作を受け付けるなど、高度な機能が満載です。
 Volumioを設定することにより、音楽とともにFMあばしりを流すことができます。

 ここでは、Volumioのインストールや使い方、構築の仕方などは説明いたしません。ある程度、RaspberryPi(Linux)の知識があって、自前でVolumioのシステムを構築できる方を対象としています。

 →Volumioの公式ページ

1.Volumioにアクセスし、下の[一覧表示]をクリックします。



2.[ウェブラジオ]をクリックします。



3.[マイウェブ放送局]の右端の「点点点」をクリックすると、「+ウェブラジオの追加」が表示されますのでクリック。



4.ウェブラジオの追加で、名前は「FMあばしり」と。
URLは、下の文字列をコピペして[追加]ボタンを押しましょう。

http://mtist.as.smartstream.ne.jp/30058/livestream/playlist.m3u8

※このURLは管理人が独自に解析したものです。サイマル側の都合で変更になる場合もあります。
※サイマル側の対策によって、聴けなくなる場合もあります。




5.これで、「マイウェブ放送局」の中に「FMあばしり」が追加され、通常のVolumioの操作でいつでもFMあばしりを流すことができるようになります。


 FMあばしりのサイマル放送は、通常の音源に比べて音量レベルが非常に小さいデータが送られてきています。
へっぽこストリーミングプレイヤー・タイムフリーではサイマルのデータを強制的にレベルを上げて再生・記録するようにしていますが、その他のシステムは送られてきているサイマルデータをそのままの音量で再生します。
 Volumioも例に漏れず、FMあばしりのサイマルデータをそのまま再生しますので、他の音源のデータと音量レベルが違いすぎます。FMあばしりから他の音源に切り替えるとき、音量に注意してくださいね。
(FMあばしりだけではなく、ListenRadioのサイマルはほとんど音量が小さいレベルに設定されている)



 Volumioでお好きな音楽を流していても、時々、FMあばしりを聴くのも楽しいですし、日中はFMあばしりを流していて、夜の時間帯はご自分のプレイリストで音楽を聴くという使い方もできますね。
 別途、FMあばしりを録音したデータがあれば、過去のお好きな放送を聞き直したりもできますね(へっぽこタイムフリーの機器と連携すると、FMあばしりアーカイブという使い方も可能です)。
 世界中のウェブラジオも聴くことができますので、ラジオ好きの方にVolumioは絶好のシステムかもしれません。